二兎を追う者は 2004 5 11
一般的に、株高と債券高は、両立しません。
しかし、気のせいか、一時期、
株高と債券高が同時進行したように見える時期がありました。
あるいは、株高なのに、債券相場が安定していた時期がありました。
これは、人工的な相場と言えます。
このような人工的な相場は、もろいものです。
どちらの相場も、共倒れの可能性があります。
二兎を追う者は一兎をも得ず
He who runs after two hares will catch neither.
株高ならば、債券安(金利上昇)が自然でしょう。